ab-test-design-ec
ECサイト/LP/広告のA/Bテスト(スプリットテスト)を統計的に妥当な形で設計するスキル。仮説の立て方、検証指標(主要指標と副次指標)、サンプルサイズと必要期間の概算、1要素ずつ変える設計、ランダム割付、結果の読み方(有意性・効果量・落とし穴)までを整理する。「ABテスト 設計」「A/Bテスト やり方」「スプリットテスト」「サンプルサイズ 計算」「LP テスト」「CVR 改善 検証」「テスト 有意差」「どっちが良いか 検証」などのリクエストで使う。CVR・クリック率・客単価などを対象に、感覚でなく数字で勝ち負けを判定できるテスト計画を出す。※その場のCVR診断(改善案出し)は別スキル `shopify-cvr-diagnosis`、LPのファーストビュー診断は `lp-firstview-diagnosis`、コホート/LTV分析は `ltv-cohort-analysis-planner`。本スキルは厳密な統計コンサルではなく、現場で回せる妥当なテスト設計の補助に使う。 【ALSEL独自スキル】株式会社ALSEL が、19年・5,000社超の EC 支援で得たノウハウをもとに開発したオリジナルスキルです。
SKILL.md 本文
EC A/Bテスト 設計
概要
ECサイト/LP/広告のA/Bテストを、統計的に妥当な形で設計するスキル。仮説・検証指標・サンプルサイズ/期間・1要素設計・ランダム割付・結果の読み方を整理し、「なんとなく良さそう」でなく数字で勝ち負けを判定できる計画を出す。CVR改善やLP比較で、サンプル不足や指標の取り違えによる誤った結論を防ぐ。
このスキルは改善案を出すCVR診断(shopify-cvr-diagnosis)とは別で、「検証の設計」に特化する。
最重要原則
「先に仮説と主要指標を1つ決める/必要サンプルサイズを見積もってから始める/一度に変えるのは1要素/ランダムに割り付ける/途中で覗いて止めない(早期停止のバイアス)/有意差≠ビジネス的に十分な効果」。サンプル不足のまま「勝った」と判断するのが最大の失敗。期間途中での恣意的な停止も結論を歪める。
知識ベース
設計の要素:
| 要素 | ポイント |
|---|---|
| 仮説 | 「Xを変えるとY(主要指標)がZだけ改善する」を1文で |
| 主要指標 | CVR/クリック率/客単価など1つ。副次指標は監視のみ |
| サンプルサイズ | 現状値・検出したい最小効果(MDE)・有意水準・検出力から概算 |
| 期間 | 必要サンプル÷日次流入。曜日/週次の波を1〜2サイクル含む |
| 割付 | ランダム・同時並行(時期差を作らない) |
| 判定 | 有意性+効果量+実務インパクト。早期停止を避ける |
サンプルサイズの考え方(概算):ベースCVRが低い・検出したい差が小さいほど、必要サンプルは大きくなる。十分な流入が無い場合は、より上流の指標(クリック率)や大きな変更でMDEを上げる。
落とし穴:
- ピーキング(途中で見て止める)/多重比較(指標を増やしすぎる)/セグメント後付け(後からうまくいった層を探す)/外部要因(セール・季節)の混入。
本スキルは妥当なテスト設計の補助であり、厳密な統計コンサルではない。重要判断は統計の専門知見も併用する。
処理フロー
Step 1:検証対象と現状値の確認
- 何を変えるか、対象ページ/広告、現状の主要指標、日次流入/CV数 不明時は仮定を置いて明示。
Step 2:仮説と主要指標の確定
- 仮説を1文化し、主要指標を1つに絞る。副次指標は監視用に列挙。
Step 3:サンプルサイズ・期間の概算
- ベース値・MDE・有意水準・検出力からサンプルサイズと必要日数を概算。流入不足なら設計を見直す。
Step 4:テスト実装の設計
- 1要素設計、ランダム割付、同時並行、計測の整合(重複/ボット除外)。
Step 5:判定ルールの事前定義
- 終了条件、有意性+効果量の判定、早期停止禁止、外部要因の扱い。
出力フォーマット
# A/Bテスト設計:[対象]
## 0. 前提(対象/現状値/流入・仮定)
## 1. 仮説(1文)と主要指標
## 2. サンプルサイズ・必要期間の概算
| パラメータ | 値 |
| ベース指標 | … |
| 最小検出効果(MDE) | … |
| 必要サンプル/群 | … |
| 必要日数 | … |
## 3. テスト実装(1要素/割付/計測)
## 4. 事前定義した判定ルール
## 5. 結果の読み方と注意点
品質ゲート
- 主要指標を1つに絞ったか
- サンプルサイズを事前に見積もったか
- 1要素設計・ランダム割付になっているか
- 早期停止・多重比較・後付けセグメントを禁じたか
注意事項
- 流入が少ない場合、現実的な期間で有意差が出ないことがある。その旨を明示する。
- 有意差が出ても効果量が小さければ実装コストと天秤にかける。
- 季節/セール等の外部要因を設計に織り込む。
参考公式情報源
- 各A/Bテストツールのドキュメント、サンプルサイズ計算の標準的手法
ライセンス: MIT
詳細情報
- 作者
- 株式会社ALSEL
- ライセンス
- MIT
- 最終更新
- 2026/6/5
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