delivery-delay-apology-builder
配送遅延・欠品・誤配送・商品破損に対するお詫びメール文面を作成するスキル。「配送遅延のお詫び」「商品が届かない連絡」「欠品案内」「誤配送のお詫び」「破損対応メール」「お届け予定日超過の連絡」「在庫切れキャンセル連絡」「再入荷未定の謝罪文」「クール便遅延」「災害遅延」など、出荷後に発生したトラブルへの顧客通知文を依頼されたときに使う。6要素(事実・お詫び・原因・対応・期限・連絡先)を網羅し、補償段階A〜Eを踏まえた文面を生成。楽天・Amazon・Yahoo!・自社EC・LINEのチャネル別トーンに対応。※受注前質問・返品交換・クレーム初動など通常の問い合わせ返信は別スキル `customer-inquiry-reply-ec`、問い合わせ履歴のFAQ化は `faq-from-inquiries-builder`。 【ALSEL独自スキル】株式会社ALSEL が、19年・5,000社超の EC 支援で得たノウハウをもとに開発したオリジナルスキルです。
SKILL.md 本文
配送遅延・欠品お詫び文作成
概要
EC事業者が出荷後・受注後に直面するトラブル(配送遅延・欠品・誤配送・破損)について、顧客に送るお詫びメールを作成する。
通常の問い合わせ返信より「お詫びの深さ」と「具体的な対応・期限・補償」の明示が必要。一方で過剰謝罪は逆に信頼を損なうため、構成比(お詫び20-25%/状況20-25%/対応30-40%/連絡先10-15%)を守る。
★最重要原則
「言い訳より具体策、過剰謝罪より誠実な対応」。 文面の3-4割を「対応・期限」が占める設計が信頼回復の鍵。「申し訳ございません」は1-2回まで、「深く」「心より」「謹んで」は1回まで。具体策(新発送予定日・キャンセル可否・補償内容)を必ず添える。
知識ベース(要点 + references/)
お詫び文6要素(必須)
- 事実(何が起きたか)
- お詫び(短く、冒頭)
- 原因(運送会社/店舗起因/天候/メーカー)
- 対応(誰がいつまでに何をするか)
- 期限(新お届け予定/返金完了日)
- 連絡先(窓口・営業時間)
8パターンのフルテンプレ
references/apology-templates.md 収録:
- 配送遅延:運送会社起因(軽微・1日以内)
- 配送遅延:店舗側起因(出荷ミス)
- 配送遅延:天候・災害
- 欠品:メーカー在庫切れ・再入荷未定
- 誤配送:別商品が届いた
- 誤配送:他のお客様の商品が届いた(個人情報懸念)
- 商品破損:配送中の外箱破損
- 商品破損:使用不能(高額品)
補償段階A〜E
| 段階 | 適用シーン | 内容 | 判断者 |
|---|---|---|---|
| A | 軽微遅延(半日〜1日)、不便限定的 | 謝罪のみ | 担当者 |
| B | 2-3日遅延、急ぎ利用、配送日指定外し | 送料相当(クーポン500-1000円・送料返金・ポイント) | 担当者 |
| C | 大幅遅延(5日以上)、誤配送、欠品キャンセル | 商品分(全額返金・代替商品優先発送・同等品無償) | 担当者/責任者 |
| D | 破損・誤配送・継続トラブル・SNS拡散リスク | 商品+追加補償(交換+クーポン1000-3000円・上位グレード) | 責任者必須 |
| E | 健康被害・PL責任・情報漏洩・行政照会・訴訟示唆 | 個別協議(経営・法務・PL保険) | 経営/法務必須 |
詳細:references/compensation-design.md
チャネル別トーン
| チャネル | 件名 | お詫び表現 |
|---|---|---|
| 楽天 | 【○○ショップ】〜 心よりお詫び申し上げます(注文番号:xxx) | 店長名義の親近感+丁重 |
| Amazon | ご注文商品の配送遅延につきまして(注文番号:xxx-xxx-xxx) | 事務的・簡潔、申し訳ございません1-2回 |
| Yahoo!ショッピング | 【○○ストア】〜 | 楽天と自社ECの中間 |
| 自社EC | ブランド名義 | ブランド世界観に合わせる、リピーターは別格 |
| LINE | 短く、絵文字控えめ | 数行で結論+次のアクション |
楽天はレビュー特典・現金等価物・店外誘導が違反。Amazonは外部URL・電話番号・メアドが原則不可。詳細:references/channel-tone.md
処理フロー
Step 1:トラブルの類型を確定
- 遅延/欠品/誤配送/破損 のどれか
- 原因:運送会社/店舗起因/天候・災害/メーカー
Step 2:補償段階を決定(A〜E)
- 状況×影響度マトリクスから段階を決める(
compensation-design.md参照) - 担当者が独断で上げない。D以上は責任者承認
Step 3:チャネルを確認しトーン選択
楽天/Amazon/Yahoo!/自社EC/LINE のいずれか
Step 4:6要素を整理してメール本文を作成
事実→お詫び→原因→対応→期限→連絡先 の順
Step 5:短文版と社内メモを併出
LINE・モール内チャット用の短文版、社内CRMに残す記録項目も合わせて出力
入力情報が不足する場合は冒頭に「仮定」と「追加確認」を分けて明示。
代表例:配送遅延・店舗側起因(出荷ミス)
件名:【○○ショップ】[商品名] の発送遅延につきまして 心よりお詫び申し上げます(注文番号:[xxxxx])
[お客様名]様
このたびは○○ショップにご注文いただき誠にありがとうございます。
当店の出荷手配に遅れが生じており、[商品名]の発送が
予定より[X日]遅れる見込みとなっております。
ご不便ご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。
【原因】
当店内の[受注確認の遅れ/在庫確認の手違い/システム連携不具合] により
出荷指示が遅れたことが原因です。
【当店の対応】
1. [新発送予定日] までに発送、追跡番号を別途ご連絡いたします
2. お詫びとして、次回ご利用時にお使いいただける [500円/10%] クーポンをお送りいたします
3. お急ぎの場合は、キャンセル・全額返金も承ります
社内で再発防止策を講じ、同様の事態を避ける運用に改善いたします。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
○○ショップ 店長 □□
ポイント:店舗側起因は「言い訳しない」「再発防止に触れる」「補償を厚めに(段階B-C)」。
他7パターン(運送会社起因/天候災害/欠品/誤配送/破損)は references/apology-templates.md。
出力フォーマット
# 配送遅延・欠品お詫び文:[案件名]
## 1. 案件情報
- 類型:[遅延/欠品/誤配送/破損]
- 原因:[運送会社/店舗起因/天候/メーカー]
- チャネル:[楽天/Amazon/Yahoo!/自社EC/LINE]
- 補償段階:[A/B/C/D/E]
- 仮定(不足情報時):
- 追加確認したいこと:
## 2. お詫びメール本文
件名:[件名]
```
[本文(6要素を網羅)]
```
## 3. 短文版(LINE/モール内メッセージ用)
```
[短文]
```
## 4. 社内確認事項
- 確認すべき事実:[追跡情報/メーカー在庫/実地棚卸 等]
- 補償の承認者:[担当者/責任者/経営]
- 補償金額・クーポン番号:
- 配送業者への損害賠償申請(破損時):
- インシデント報告の要否(誤配送・個人情報懸念):
## 5. 再発防止メモ
- 直接原因:
- 構造的原因:
- 再発防止アクション:
- 担当者・期日:
## 6. 配信前チェック
- [ ] 6要素(事実・お詫び・原因・対応・期限・連絡先)を網羅
- [ ] 「申し訳ございません」が3回以上になっていない
- [ ] 新お届け予定日/返金完了日/代替案を具体的に書いた
- [ ] チャネル規約違反(楽天現金等価物・Amazon外部URL等)がない
- [ ] D以上の補償は責任者承認済み
- [ ] 健康被害・情報漏洩等のE段階は「補償する/責任はない」の確定発言を避けている
品質ゲート
- 「言い訳が文面の半分を占めていない」
- 新お届け予定日・返金完了日を断定するなら根拠がある(配送業者確認済み等)
- 災害遅延:「○○地方」と地域を具体的に、お見舞い文を添える
- 誤配送(個人情報懸念):開封前の回収を最優先、社内でインシデント報告
- 高額品破損:責任者対応に切り替え、選択肢(交換・全額返金・修理)を提示
- 健康被害訴え:「補償する」「責任はない」のどちらも独断で言わない、医師受診を促す
- 楽天SS/お買い物マラソン期の遅延:期待値が高いため通常より丁寧に
- Amazon:本文に外部URL・電話番号・メアドを書かない、24時間内返信
エッジケース
- 「対応次第でレビューを書く」と暗に脅される:規約に沿った範囲で対応、レビュー削除依頼・特典提供は絶対にしない(楽天・Amazon 規約違反)
- 災害時の販促配信中:販促を一時停止、お見舞いメッセージに切り替え、配信再開時は配慮した文面
- 同ロット商品の品質懸念(破損が複数件):個別お詫びと並行して、同ロット購入者への注意喚起・出荷停止を社内で判断
- キャンセル要求と再送希望が混在:選択肢を明示して顧客に選ばせる(独断で進めない)
- 配送業者の損害賠償申請が必要なケース:破損写真の保管を顧客に依頼(協力ベース・任意)
注意事項
- 規約・料金体系は変動。最新は各モール/配送業者の公式ヘルプを確認
- 個人情報漏洩疑い案件は個人情報保護委員会への報告基準を別途確認(不正アクセス・1,000人超等は報告義務)
- PL責任が疑われる訴え(健康被害・ケガ)は、即時に責任者・法務・PL保険会社へ報告
- 「No.1」「最安」「絶対」「保証」「完全」等の根拠なし断定表現は使わない
- 補償は前例化リスクあり。「今回は特別なご対応として」「お詫びのしるしとして」と一回性を示す
references/ 一覧
references/apology-templates.md:原因別8パターンのフル文面テンプレreferences/compensation-design.md:補償段階A〜E、状況×影響度マトリクス、PL責任・個人情報漏洩の特別ルール、CRMフォーマットreferences/channel-tone.md:楽天/Amazon/Yahoo!/自社EC/LINE のチャネル別謝罪トーン、過剰謝罪を避ける目安、顧客感情段階別の語調references/examples.md:業界別実例集
参考公式情報源
- 各配送業者(ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便)公式運行状況ページ
- 楽天市場 店舗運営Navi「お客様対応ガイドライン」
- Amazon セラーセントラル「コミュニケーション規約」
- Yahoo!ショッピング ストア向けヘルプ「優良配送ガイドライン」
- 個人情報保護委員会「個人データの漏えい等の報告について」
- 消費者庁「特定商取引法」公式ページ
ライセンス: MIT
詳細情報
- 作者
- 株式会社ALSEL
- ライセンス
- MIT
- 最終更新
- 2026/5/13